なぜ自分でやったのか
そもそも何故自分でやったのか、というと 今住んでいる所では、カブのオイル交換をやってくれる所がない、のが理由です。全くないわけではありませんが、すぐにやってくれなかったり、値段がやたら高かったりということもありました。調べてみると、自分でもできそうだなと思いました。自分でやれば料金も半額程で済みますし、なにより自分の愛車ですから、丁寧に大事にやろうと思います。そんなことから自分でやることにしたのです。
オイル交換に必要な物
オイル
オイルは、このホンダ純正のウルトラG1というやつにしました。いろいろ調べると、これが一番良い、という意見が多かったのと、やはりホンダのオイルということで、これに決定です。
オイルドレンパッキン
これはドレンボルトというオイル交換をする際に緩めるボルト、つまりはオイルの栓でしょうか、それに付けるものですが、このパッキンがないとオイルが漏れてしまうようです。ネットで515円でした。(新しいドレンボルト付き)これで6回分です。
ポリジョッキ
これは入れるオイルの量を測る為に買いました。これがないと何リッターか、わからないですから、必要です。ホームセンターで買いました。いくらが忘れましたが安かったです。
17mmメガネレンチ
これはドレンボルドを緩めたり締めたりするのに必要な工具です。17mmのメガネレンチ。
100均で買ったオイル受け皿
古いオイルが出てくるのを受ける容器です。何でも良いと思いますが、私は100均のトレーにしました。
ビニール袋と新聞紙
100均のトレーにビニール袋を敷いて、その中に新聞紙を敷きます。そこにオイルを染み込ませて、終わったら口を縛り燃えるゴミで捨てます。(これに関しては各自治体で違うと思いますので、お調べ下さい)
作業開始
まずは、このボルトですね。これがドレンボルトというらしいです。これを反時計回りにやると緩みます。右側に見えている斜めになっているボルトは違います。間違ってそれを緩めてしまうと、バネが飛び出し何やら大変なことになるそうなので、気をつけてください!
17mmのメガネレンチで緩めます。
少し見えにくいですが、オイルが一気に出てきます。ここは注意です。そぉ~っとやりましょう。ボルトを緩める時は、耐オイル用手袋か、ビニール手袋でやりましょう。
オイルが出始めたら、オイルゲージを外します。そうすると空気が入ってオイルの出が良くなるようです。
これが古いパッキンと新しいパッキンの違いです。古い方は薄くなっています。せっかく新しいオイルを入れても漏れてしまっては意味がないので、新しいパッキンを使おうと思います。まあ、その為に購入したのですから。
オイルが全部出るのは、なかなか時間が掛かります。少し車体をゆすってみたりすると、ドバドバオイルが出てきます。だいたい20分位待ってみましたがそれでもポタポタ落ちてきましたので、ふき取って終わりにしました。
で、ドレンボルトをつけます。今回は新しいボルトです。ボルトをつける時に思ったことをひとつ。最初油用の手袋をしてやったのですが、これが滑ってボルトを締めることができず、落としてしまいました。で、次にビニール手袋でやりましたが、全く同じでした。結局軍手でやったら、すんなりできたという。やはり軍手は最強でした。ここで、他の方のブログやYOUTUBE等を見ると、トルクレンチでやるべきだ、という話が多かったのですが、私は自分の感覚で締めました。結局は、緩すぎてもダメ、締めすぎてもダメということが基本です。私は自転車を部品から全部組み立てたりします。なので、ネジの感覚は全て自分の勘です。それでも失敗したことはありませんので、それでも大丈夫だと思います。ただし、自己責任でお願いします。
ドレンボルトを締めたら、いよいよオイルを入れます。まずジョッキにオイルを入れますが、車体に貼ってあるシールを見るとオイル交換時は600ccのオイルを、と書いてあります。が、いろいろ調べると、入れ過ぎてしまうと、オイルを抜く作業たるやハンパないとのことでしたので、とりあえず500cc程入れてみました。
新品のオイルって、こんなに綺麗なんですね。
500c程入れたあとは、オイルゲージを差し込みます。この時、ネジをクルクル回しては いけません。ただ差すだけです。
オイルゲージの網目模様の真ん中にオイルがあれば大丈夫です。500cc入れた後は、全然オイルが付かなかったので、ほんとに少し足しました。そしたら丁度良くなりました。この辺は少しずつ調整して入れると良いと思います。
購入したパッキンの中に、このようなシールがついていました。これも利用しようと思います。
まとめ
オイル交換はこれで終わりです。思ったより簡単にできました。終わった後、オイルの漏れを確認しましたが、大丈夫でした。実際交換してから走行しましたが、これが不思議とクラッチ(ギア)が軽くなったり、エンジン音も軽くなり、更にアクセルワークもスムーズになった感じがしました。これが、実際どうなのかは、わかりませんが、自分でやって良かったです。いろいろと自己責任な所がありますが、自分でやってみよう、という方の参考になれば幸いです。
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